2016.08.20
FabLab北加賀屋の新人番頭の萩原です。
仕事は元々システム作りをしていました。ラボでは3DプリンタやCNCを使った小物作りに挑戦しています。
メイカー達によって次々と新しいものが作られていますが、
今日は日常の小さな「つくり」を紹介しようと思います。
・不便だから改善する「リモコン信号反射板」
エアコンのリモコンを操作するとき、壁からいちいち取り外すのが面倒だったため作りました。
3Dプリンタで出力してアルミホイルを巻いています。
不便なものごとをちょっとの改造で便利にできるのがFabの魅力です。
・壊れたら修復する「壊れたトレイの修復」
写真の工具セットは小学生の時に初めて買った自分専用の工具でした。
大事に使っていましたが、長年の使用でトレイがボロボロになってしまいました。
元の形を推測しながらCADで新しいトレイをモデリングし、3Dプリンタで修復したものがこちらです。
(よく使うニッパーは専用のキャップをつくってちょっと使いやすくしました)
全く新しいものを作るだけではない、日常生活に根ざした「つくり」も大事にしていきたいと思います。