2016.06.10
Fablab北加賀屋番頭のイトウです。
Labでは12面体スピーカや、CNCフライス盤コントロールボックスをせっせと作っては自宅の居住スペースを狭くしています。
えんや(演磁日亜長屋)ではmbedを担当しています。
Labに行っても、仕事でも常にCADで図面ばかり描いていて飽きないのかと能く言われていますが、全く飽きません。私の中では全く別物で欲しいものを想像しながら思いながら描くので、楽しくて仕方がないのです。
何より即出力することができる設備がLabにはあるので、今度はあれ作ろうと日々思いながらアイディアノートに書き加えています。
このノートですが、もう何年もオキナ株式会社のプロジェクトノートに赤のサインペンで描くことにしています。
アイディアはノートの片側(右)を使うにしています、もう片側(左)は作り始めた時に使うからです。
以前は黒色の鉛筆でしていましたが、たまたま筆記具が赤色のサインペンしかなく使い始めたのがきっかけでしたが、思いのほか頭で考えている事が直接描ける様な感覚が気に入って現在に至っています。
どうも、人間の目が赤色に対する感度が高いそうなのでそれが影響しているのかもしれません。
怪しくて奇想天外な変なモノが書き連ねてあってとても恥ずかしくて、とてもお見せはできませんが…。
Labの機材は時間貸しではありませんが、優先的に使用するために予約できるコマ数が決まっています。
加工データーをある程度用意していかないと、慌ててしまうので用意していくのが常なのですが、大体用意できるのは行く前夜になってしまいます。
いざ加工を始めると不具合が発生します。
一例としてLabで一番大きな機材のWood Packerの場合
私の確認不足で暴走(?)してしまいました。
CAM上のシミュレーションでも表面化しない不具合ですがこれに関しては、対処方法を確立しているので今では事前に対応できています。
失敗していますが、自分で使うものですし何より仕事と違って結果に対し評価を気にする必要がないので、ガンガン作って完成させる!勢いは大事にスタート前の確認作業は倍にしています。
結果よりも、苦い思いを繰り返したプロセスを大事にしたいと考えます。
Labメンバーと情報のShareをすることでLearn・Make・Shareのサイクルがスタートするのだと思います。
聞けば教えてくれますが、そこはgive and takeが基本ということを忘れてはいけないですし、教えてもらった情報はその方が努力した結果なのだから。
お互いに成長できるようにしましょう。