2014年2月25日
FabLab渋谷のワークショップに北加賀屋から参加しています。電子工作と3Dプリンティングを駆使して動くものを作ります。
ストラタシス ジャパン社とFabLab渋谷がコラボレーションしたワークショップ・イベント「3DP Fab Challenge 」に参加しています。
プロフェッショナルユース向けの3Dプリンタ「Objet24」を使いながらの電子工作などを織り交ぜてFabLabらしい作品を目指します。
プロジェクトリーダー 滝内,井上
2014/02/23 参加者 滝内,井上,白石さん,高橋謙さん,高橋祐さん,森本さん,八登さん,花井さん,坂本さん
FabLab北加賀屋でキックオフミーティングを行いました。
「プラモデルをハックして電子工作を組み合わせて動くものを作ろう!」
「作品にアイデアを追加すれば新しいプロジェクトが生まれるようなものがFabLabらしいのでは?」
などなど、面白いアイデアがたくさん出ました!
2014/02/26 滝内
Autodesk社の123D Catchを使って昔使っていたおもちゃを3Dスキャンしデータ化しました。
左の写真はスキャンしたデータです。まずはこのおもちゃに対していろいろな電子工作を載せていく予定です
2014/03/03 滝内
3DソフトRhinoceros のプラグインGrasshopperを使ってVehicleのボディを
パラメトリックに変更できるようなプログラムを作りました。井上さんにバトンパスして車体のデザインを
してもらいます!
2014/03/10 井上
実際のミニ四駆との嵌め合いを3Dプリンタを使って確認しています
細かい寸法の調整でぴったりハマるジョイント部の3Dデータを作成しました。
2014/03/27 井上 滝内
FabLab渋谷にてカウルの出力をしてもらいました。
右はFabLab北加賀屋のReplicatorで出力した造形物。
Objet24の高精度なプリントはほんとうに綺麗です。サポート材もスゴく取りやすい!
2014/03/29 井上
FabNightの際に形状生成プログラムで多くの会員さんに形状に変更を加えてもらいました。
何やらモデル後部に羽のようなものが発生しています。
2014/04/04 森本さん、mikamiyaさん
アッカーマン機構というスムーズな旋回のためのステアリング機構を
教えてもらいました。アルディーノにサーボモーターをつないで動きをチェックしています。
2014/04/20 mikamiyaさん、森本さん、kurokawaさん、高橋謙さん、西嶋さん
mikamiyaさんがアルミで機構部を作ってくれました。
これを基に3Dモデルを作成します。3Dプリントより先にアルミで試作ができてしまうとは!
また、実際にサーボなどを電子工作のために多くの人が参加してくれました。
2014/05/02 井上、白石さん、滝内
ホイールのまわりを左の色分けのようにオブジェクトを3つに分けて
オブジェクト間をマージンを取って出力しました。ベアリングを持つ機構を一体で成形できました。
実際ベアリングの部分はかなりサポート材を取るのが難しかったです。
しかし、これも高精度な3Dプリンタだからできる機構ですね。
2014/05/08
FabNightで作ったデータを元にカウルを最終決定しました。
このマシンをFabLab渋谷で走らせて発表しました。
プロジェクトを通して
ミニ四駆™といった既存のモノをアップデートするモジュールを作って制御しながら動くものを作ることが出来ました。
通信で動かせるようにしたい!とか、センサーを載せたい!といった、新しいアイデア、探究心もたくさん生まれました。
これらが今後新しいプロジェクトとして動くと良いですね!
プロジェクトで使ったArduinoのプログラム,3Dデータは
https://github.com/YujiTAKIUCHI/FabVehicle にアップロードして公開されています。
ご興味のある方はぜひ参加してFabしましょう。
井上 智博 FabLab北加賀屋運営スタッフ
建築系出身でパラメトリックデザインを実践しています。
しかし、よくホームレスに間違われます。
滝内 雄二 FabLab北加賀屋運営スタッフ
3DCADのRhinocerosが得意です
最近体重が増え続けているのが課題