2015.05.01
もう5月に突入してしまいました。早いですね。。私は4月から神戸元町で展示している真っ最中なのですが展示をしていると余計時間が経つのが早いです。
私は普段、ファブラボ北加賀屋のインターンとして度々イラストを描いていたので、知っている方もいるかもしれませんがイラストレーターとして活動しています。赤井佑輔さんというデザイナーさんと時々仕事を一緒にするのですが、今回そんな赤井さんと「PEN PAL展」と称した展示をしてます。
私が大阪でファブラボと出逢ったのは2013年の夏でした。ファブラボという存在が一体なんなのか全く分からずでしたが、ファブラボ北加賀屋の開かれた空間に惹かれたのを覚えています。ファブラボを訪れてからそう時間も経たないうちにファブナイトというイベントでタコスを作りにやってきた神戸アートビレッジセンターに勤める大泉愛子さんに出会いました。赤井さんと初めて出逢ったのもその二ヶ月ぐらい前でした。
そこからの出会いから大泉さんに今回ギャラリーを紹介して頂いて、赤井さんと一緒に展示をする事に至ったわけです。バラバラだった点と点が時間軸の流れの中で繋がった感じがしてとても興味深く感じでいるのです。
今回「額縁」を作るという事で「初めての電動工作」。凄く色々な人に助けて頂きました。。額縁の前にウォーミングアップとして棚を作ったのですがこれが良かった!!松本さんと兒島さんにかなりお世話になったのですが手動ルーターの使い方と丸鋸の使い方をその棚作りで学び、応用編として額縁作りに励みました!お尻の重い私があんなに頑張れたのは松本さんと兒島さんという存在があったからです!初めてのモノと接触した事で今までと違う方法や考え方で展示が出来た事が嬉しくて、色々課題はあるかもしれないけれどとても楽しかったです。
ファブラボ北加賀屋に訪れた事で人との出会いや素材との出会いがあったのと、そこで自分が変化していく事が出来ると言う可能性が広がっていたという事が今回のモノ作りを通して感じる事が出来ました。5月3日まで展示しています、是非今回色々な方と話せたらと思っていますー。
2015.03.17
paperC no.010が発行されました!!わーい!
今年のno.010でファブラボ特集完結しました!!最後は白石晃一さんで締めてもらいました!!
一回目は羽ばたき飛行機の高橋祐介さん、二回目は電化美術というグループの中で活動している伊賀陽介さんと青野信仁さん、三回目はノマドの加藤昌和さんと北加賀屋のメンバーから「リーダー」と慕われている森本康平さんを紹介してきました。
津田和俊さんのコメントも今回で4回目ですが毎回、文字制限がある中、深い言葉で締めてくれてます。
現代美術家の故・國府理さんとは2013年の夏から秋にかけて話を頂いてからやり取りしワークショップを二回させて頂いていました。
今回はその2回のワークショップを経て更に改善しパッケージングされた「みんなカーゴ」が紹介されています。今回もオープンソースがサイトにアップされているので材料を揃えれば誰でも作れる様になっています。コーポ北加賀屋の付近のコーナンで揃えられる材料とラボにある機材で作れる仕組みです。
宮田明日鹿さんの編み機のワークショップも2月末に行われた大きなイベントもありました!
私も参加させてもらい、とても面白かったのでまた報告をアップしたいと思います!
電化美術のメンバー、秋山慶太さんの展示にも伺いました!
三週連続のトークイベントには最後の「Fabのそれから」に参加しましたが ファブラボ北加賀屋のメンバーの方もチラホラいて、どんな話になるのかワクワクしていました。電化美術の中田裕士さんと津田和俊さんと秋山慶太さんによるトークで展示共々、とても楽しい時間でした◎
2015.01.13
昨年の事になってしまうのですがファブラボ北加賀屋が出張で11月と12月に小豆島まで行ってきました。(6人によるリレー形式でブログにもアップされていると思いますが)11月には「期間限定ファブラボ小豆島」で、12月には「DESIGNEAST05 CAMP in shodo-shima」で小豆島に!私はどちらも一泊二日だけでしたが期間限定ファブラボ小豆島では約一週間に渡るプロジェクトでファブラボチームはタップリと関わっていました!期間限定ファブラボ小豆島はメンバー、一人一人の目線でブログの中で綴られています!気になる方は是非アーカイブをご覧下さい!
DESIGNEASTの方は「食」をキーワードに繰り広げられていました。小豆島で醤油ソムリエをされている黒島慶子さんが小豆島で加工された多種類の佃煮を持って来て下さっていて、それを自分で選び好きな形のおにぎりにして昼食山頂に行って食べるという事、そして夕飯は具材を小豆島の海、町、山からそれぞれ集めてきて鍋にして食べるというものでした。
−−−−
私は山チームとしてカバちゃんのもとで鍋に入れる鳥を仕留めに。
鳥を食材にするまでには行程がありました。水を汲んできて火を焚いてお湯を沸かす。鶏を捕まえて首を切り、逆さ吊りにして血を抜く。血が抜けたらお湯につけ毛穴を広げ毛を抜く。そしてやっと解体という段取り。食べられない内臓や毛、頭は穴を掘って埋める。(ちゃんと埋まっていないと野犬が荒らしにくるらしい。)一ヶ月に大体2羽食べるそうです。鶏を埋めに行った時、カバちゃんが「ハルオありがとう」と言ったので解体した一羽が「ハルオ」だという事が判明しました。名前のついている鳥を初めて食べました。
2015.01.10
明けましておめでとうございます!今年の初投稿させて頂きます。
先日、今年初のファブ利用を開始し、順調なスタートを切り出しました、望月です。
今日、初詣は私の実家静岡で済ませたのですが、地下鉄の広告ポスターで存在を知ってからずっと行きたいと思っていた「戎祭り」に行ってきました!今宮戎神社までの通りには屋台が出ていて、屋台を見ているだけで面白い!「銀杏」や「クロワッサンたい焼き」、ミカンが丸ごと飴になって売られている「ミカン飴」は初めて見ました。(「りんご飴」「ぶどう飴」「いちご飴」は知っていたけれど)所変われば屋台の種類も様々なのだと感心。そして今宮戎神社に近づいていくと食べ物系の屋台から縁起物の屋台に変わっていき、ますます感動。大阪民族博物館でみた日本館のお祭りの展示コーナーが現実に起こっている、そんな感じでした。今宮戎神社で笹の枝を貰い自分でカスタムして縁起物を付けるシステムにも驚きました。そして人の波にも。しかし、笹の枝を持つと何だかウキウキして傍観者から当事者になった感じで嬉しくなりました。笹のパワーは凄いですね。
どうぞ、今年も宜しくお願い致します。
2014.12.20
こんにちは。
fablab小豆島6日目。
昨日に引き続き、miyaが担当させていただきます。
エリエス荘の朝は、朝食づくりから始まります。お米は前の日に仕掛けておいて、あとは頂き物のお野菜や、前の日のBarの残りの食材等々を使って。ご飯、お味噌汁、ウインナーに目玉焼き、頂き物の美味しい美味しい佃煮など。(写真とるのを忘れていました)
この日は、日曜日のゲームワークショップ準備班、羽ばたき飛行機ワークショップ班とに分かれて活動。
窓から外を見ると、雨。
ワークショップを行うにはあいにくのお天気。羽ばたき飛行機は広いところで飛ばしたい。
ここで、お初の方に、羽ばたき先生のご紹介を。
高橋祐介さん。
かっこええ羽ばたき飛行機と、お話したときのおとぼけキャラとのギャップがなんとも言えません。年齢は内緒、だそうです。笑。
羽ばたき飛行機の魅力に取り付かれて、10余年。
これまでは、個人や仲間での製作活動が主でしたが、2年前にfablabと出会い、3DCADを使用して図面をかき、3Dプリンタで出力したパーツを使って羽ばたき飛行機を製作するようになりました。量産できるようになったパーツを使用し、昨年からはキット製作ワークショップを始めました。全国のあちこちで、この短い期間に数百機もの飛行機が、高橋さんから飛び立っていったとのことです◎
やー、一見、そんなスゴイ方には見えません。(ほめてるんですよ!あの、偉ぶらない感じを!)
高橋さんについて、詳しくはこちらを↓
http://www.slideshare.net/Flappingwing/presentations
Blogはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/flappingwing
時間に余裕のあられる方こちらもどうぞ↓
(わたしは50本ほどさかのぼってお腹いっぱいになりました…)
youtube:FLAPPINGWING
https://www.youtube.com/user/FLAPPINGWING
しとしと降っていた雨もいつしか止んでいました。
午前の間に、白石さん、津田さん、向井さん、miyaでumakicampさんを羽ばたきワークショップ仕様に。
長いカウンターを外に出し、お掃除し、机を設置。
昨日までのBarとはうって変わった雰囲気に。
そうこうしているうちにお昼に。
いったんエリエス荘に戻り、高橋さん、望月さんを迎えに坂手港へ。
お昼ごはんは、みんなでぶっかけのおうどん。
毎日食べても飽きません。小豆島のおうどん、美味しいです。
昼食後、日曜日のワークショップのゲームのテスト。実際やってみると、またたくさんのアイデアが出て、どんどん改善されていく。
その後ろで、高橋さんはパタパタパターっと羽ばたき飛行機を飛ばしていました。(わかってらっしゃる方にはわかっていただけるかと。いつものあの感じです)
高橋さんとumakicampさんまで自転車で。
途中、前日からとても気になっていました佃煮ソフトを途中でいただきまして、到着。
そして、ワークショップ準備。
…ワークショップ開始直前の時間になっても参加者は少年一人。あれれ…、とちょっと焦りましたが、10分ほどでほぼ揃いましてワークショップ開始!
今回の参加者は、いつものワークショップより年齢の低めのお子さんが大半でした。必然的に、子どもたちが作業するのに難しいところは親御さんがお手伝いすることになるのですが、今回の機体は初号機!3Dプリントした本体の骨部分に、細いカーボンの棒を取り付け、最終的に羽となるビニールを、細く切った両面テープで貼り付ける!大人でも少々手こずる作業、みな懸命に取り組んでました。
できあがったら、機体のデザイン。
思い思いの絵を、羽に描いていました。
気がついたらどんよりしていた空から雲が薄れ、お日様が!
お外で飛行実験!
高橋さんも調子よく、ぶいぶい飛ばします。
…調子よすぎて風に乗り、向かいの町長さんのおうちの屋根へ!
動画:ゴム動力バージョン https://www.youtube.com/watch?v=hsSYeCGTUug
:ラジコンバージョン https://www.youtube.com/watch?v=vTnDHnDkDFU
←ぜひ、音量ありでお楽しみください。笑
黄色い歓声が響いています。
向井さんがはしごを使って救出してくださいました…
めげない高橋さん、さらにぶいぶい飛ばしていると!次はumakicampさん屋根へ。
ほんと向井さんすみませんすみません。
というわけで、ワークショップ、滞りなく終わりめでたしめでたし…のはずが…ここからが長かった。
ある少年がわたしの工具箱に目をつける。旅先でもひととおり工作できるように厳選されたものが入っている。
「これ何?」「これはこうやってこうやって…こんな風に穴あける工具やねん」
「やりたい!」「いいよ」「これは?」「こうやって…穴を広げる工具」
と、やりとりしていると、まわりの子達も我も我もと集まってきて。プチ工作教室大盛り上がり。
ただ、穴を開けることができた、その穴が大きくなった。やすりをかけたら木がつるつるになった、長い棒を半分にすることができた、などなど。加工を純粋に楽しんでいる姿を見て、こちらもとても楽しかったのでした。ちびっ子向けの工具の使い方ワークショップとか、面白そうだなーとか、漠然と思ったり。
なお、高橋さんによる、小豆島WSBLOGは以下の記事になります。
http://blog.goo.ne.jp/flappingwing/e/bbec12964ca745a4997c07d9756cf0ea
そうこうしている間に、Barの時間。最終日
この日のBarは、もう、次の日のワークショップに向けて機材を運び出したあとで、何もつくることができない状態。最終日だからまとめとして、とか、来ていただいたお客さんに感想やこれからの希望、どんな風に感じたか、これからこうなったらいいな、などなどをポストイットに書いてもらって壁に貼り付けていって、などなど考えて、来ていたお客さんたちにいろいろ書いていただきました。
この日は、前日の盛況がうそのように静か。ちょっと拍子抜け。
しかしこの日もお客さんからの差し入れは豪勢で、釣ってきたお魚を漬け丼にしたり、ムニエルにしたり太刀魚の煮付けや干物を持ってきてくださったり。
本当にありがとうございました。
Fab Bar小豆島、しっとりと閉店したのでありました。
さて、明日は7日目最終日!吉岡さんお願いします(^-^)
おまけ
次の日、ヤノベさんの「THE STAR ANGER」前でとった動画です。