東京ミッドタウン・デザインハブ

2016.03.03

デザインハブ

「地域×デザイン展」の関連トークセッションを聞きに行ってきました!「地域とつくる」をテーマに、FabLab Japan Networkの田中浩也さん(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)と山口情報芸術センター[YCAM]の井高久美子さん(アソシエイトキュレーター)、そして北加賀屋から津田和俊さんの3人が登壇されました。

私自身、今後生きていく上で暮らしていくことを考えるにあたり住む場所については色々考えることがあります。なので土地を選び、どう自分のしている事と環境を結びつけていくか、今回のトークは個人的に色々考えるヒントをもらえました。都市に住みながら活動をされている田中さんや地方の情報芸術センターで働く井高さん、定住型の枠組みから外れた津田さんの話はそれぞれの観点から既存の生活スタイルから一歩先にいった新しい価値基準を提示してくれた気がします。

もしかしたら、もっと新しい働き方やより良い生き方があるかもしれないという未来のワクワクさが詰まったトークでした。

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また、トーク以外にもデザインハブにて展示もしています。

FabLab Japan Networkのブースには地域と結びつきのあるプロダクトを抜粋して、ファブラボ仙台、ファブラボ鎌倉、ファブラボ浜松、ファブラボ北加賀屋の4つのラボのプロダクトが展示されていました。北加賀屋からは現代美術家の國府理さん×ファブラボ北加賀屋でラボの近くの農園で「畝を動ける椅子」をテーマに制作されたシャベルなどの農具も収納できるプロダクト(みんなカーゴ)が展示されています。農園を借りる主婦たちが「こんなのがあったら便利だね」を形にしたものです。

他にもたくさんの地域と関わったプロジェクトが展示されています。3月6日まで開催されているので、是非遊びに行ってみてください◎

地域×デザイン -まちを編みなおす20のプロジェクト-の詳細はこちらです。→

http://www.jidp.or.jp/lds2016/event/